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D/Aコンバータは,ディジタル信号をアナログ信号に変換する 装置であり,計測・制御分野,PCM通信やディジタルオーディオの 再生用に単独で使用されるだけでなく, 逐次比較方式A/Dコンバータ(電圧比較方式A/Dコンバータ)の 重要な構成要素でもある.さまざまな方式がある.
図1に重み抵抗方式のD/Aコンバータの回路構成を示す.

スイッチSiが基準電圧VRに接続されているとき, 抵抗Riに流れる電流Iiは

である.スイッチSiの状態をAiで表し,SiがVRに接続されているときには Ai=1,またSiが接地されているときにはAi=0とすると, 抵抗R1〜R6に流れる電流の総和Iは

となる.オペアンプの出力電圧Voは

となる. 図1のように,A1=A2=A6=0,A3=A4=A5=1である場合には, 出力電圧Voは

となる.
このA/Dコンバータは抵抗Riに2進の重みが付いているので, 重み抵抗方式と呼ばれる. 4〜6ビット程度のD/Aコンバータでは使用されることがあるが, 12ビットのD/Aコンバータでは1:2048の比の抵抗が必要となるので, モノリシックIC(シリコン基板の表面上に平面的に素子を配置した集積回路)で 作成するのが不可能である. そのため,モノリシックICでは抵抗の種類の少ない方式のD/Aコンバータが使用される.
2004/6/25
制作 須田隆良 E-mail knxkg921@ybb.ne.jp