
減算を行うには,減算器を用いて直接減算する方法と, 補数を利用して加算器で減算する方法がある. 直接減算する方法では,半減算器と全減算器が使われ, 補数を利用する減算方法では,補数器と加算器が使われる.
半減算器は1桁の2進数の減算を行うもので,半加算器に対応するものである. 次の4つの基本演算がある.
0−0=0
1−0=1
1−1=0
0−1=11
0−1のときは,その桁からは引けないので, 1つ上の桁から1を借りる桁借りという操作が必要になる. 被減数をX,減数をY,その桁の差をD,桁借りをBで表すと, 基本演算は次式となる.
X−Y=BD
半減算器の記号と回路例を図1に示す.

全減算器は,下位の桁からの桁借りを入力して減算を行い, 桁借りを出力するようにしたものである. 図2に全減算器の記号と半減算器による回路例を示す.

3ビットの並列2進減算器の回路例を図3に示す. 並列加算回路と同様に考えればよい.

2004/6/16
制作 須田隆良 E-mail knxkg921@ybb.ne.jp