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マクスウェル方程式の導出
4元ポテンシャルAi から
導くことのできる2つのベクトルBと
Eを
(6)
(7)
と定義する.以後,Bを磁場とよび,Eを電場とよぶことにする.
磁場Bの div をとると,式(6)から恒等的に
(8)
となる.これは磁場に関するガウスの法則である.
電場Eの div をとると,式(7)から
(9)
となる.div(grad A0)=ΔA0 であることと,方程式(1)から得られる
(10)
を用いると,式(9)は
(11)
となる.
式(11)にローレンツ条件(2)を代入すると
(12)
となる.μ0c2=1/ε0とおくと,式(12)は
(13)
となる.ε0は真空の誘電率とよばれている.
これは電場に関するガウスの法則である.
磁場Bの curl をとると,式(6)から
(14)
となる.ローレンツ条件(2)より得られる
(15)
と,方程式(1)から得られる
(16)
を式(14)に代入すると
(17)
となり,定義式(7)により
(18)
となる.
ただし,H=B/μ0,D=ε0Eとおいた.
これはアンペールの法則である.
電場Eの curl をとると,式(7)から
(19)
となる.curl (grad A0)=0 および定義式(6)を用いると,式(19)は
(20)
となる.これはファラデーの法則である.
したがって,方程式(1),(2)からマクスウェル方程式
(8),(13),(18),(20)が導出されたことになる.
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