
量子力学でのハミルトニアンHもしくはエネルギーには、静止質量エネルギーは含まれていない。 質量をもつ自由粒子の場合、物体が静止していれば、物質波として振舞うことはない。 物体が運動するときに、波動としての性質が現れることになる。 特殊相対性理論でのエネルギーには、静止質量エネルギーが含まれているので、量子力学でのエネルギーとは異なる。 両者を混同しないように注意しなければならない。
反対に、物体が光速付近で運動しているときにも、粒子としての性質が強くなる。なぜなら他の物体との相互作用が衝突的になるから。ただし、電子と原子核には磁気モーメントがあり、それに起因する現象があるほか、散乱過程におけるいわゆる実験室系と重心系の座標変換の問題などがある。
問題
電磁場のなかの荷電粒子にはローレンツ力がはたらくことが知られている。電磁場のなかの磁気モーメントにはどのような力がはたらくか。
制作:須田隆良(2006/5/30) 追加・修正(2006/6/7)
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